JHってどんなん使ってます?
2010-04-06
日中の暖かさで、やや春ボケが始まってしまいそうなフンイキしマクりの編集部・モリカワです。 今回は、ワタクシが冬シーズンにメインで使用しているジグヘッドについて紹介いたしましょう!! この「ジグヘッド」なるモノですが、とにかくスピニングタックルではコレしかしないほど溺愛しているリグであって、使い方は中層スイミングオンリーです。何かに引っ掛けてステイ! とか、ボトムで跳ねさせたりなどのテクニカルなことはホントにできないんですけど、「中層を泳がせる」となると、ひたすら集中して別人のごとくやり切れるのが、JHなんですわ。 このあたりについては話せば長~くなるので割愛いたしますが(←たぶん1日でも時間が足りないような気が・・・)、いざ手元にある、いつも持って行っているJHを見てみると、いろんな種類がありました。 ざっと挙げると前部で6種類ありました。重さは1.0-1.8㌘です。 何が違うかといわれると、なかなか難しいんですが、1つずつ解説していきます。 まずはコイツ!! がまかつのラウンド25 1.8㌘の#1/0。 コレは昔から使用していましたが、価格の面、入手のしやすさなどでもオススメのJH。 実際、ラインアップも豊富だし、オーソドックスな形状だし・・・と、なかなか文句のツケドコロがないほどの出来具合です。 ボトムを泳がしても、中層を泳がしてもOKな使い勝手のよさで、愛用している人も多いと思います。 しか~し、コレを上回る性能を身につけたJHが登場してしまったのです。 それがコイツ!! がまかつ・ラウンド25R1.8㌘の#1/0!! コイツは基本的にラウンド25のイイところを受け継いだモノなんですが、キーパー部分が細くなって、先が細いワームにも刺しやすい!! ってところが◎。 それと、もう1つ違う所が、アイの出方。 ラウンド25はアイの下がちょろっと出ているんですが、ラウンド25Rはアイの下がヘッド内におさまっていて、アクションもダイレクトに伝わっているように思います。アイのおさまりがよくなったことで、ムダなゴミを拾いにくいし、ウイードの抜けも格段によくなっている気がします。ホントにちょろっとしたことでも想像以上にカイテキになるもんですねぇ。 元々はラウンド25をオトナ買い(箱単位ですが・・・)していたので、最初はお試しのつもりで買ってみたんですが、今やJH在庫量ランキングでも3本の指に入るほどまでに成長してしまうほどに・・・。 さてお次はコレ!! デプス・RR(ダブルアール)ジグヘッド1.8㌘。 コレはパっと見で分かると思いますが、フック軸が太くて、ゲイプ幅もそこそこあるので、わりと太いボディのワームにもジャストフィットしてくれるモノです。 特徴的なワームキーパーはワームもズレにくいし、全体的なシルエットも控えめなので、フックはデカめだけど、ワームに装着してみるとあまり存在感を感じさせないブツでもあります。 スイミングで使うと、キーパー部分が大きいからなのか不明ですが、水に絡みだしてロールしだすとコロコロ動いてくれるJHでもあります。でも、個人的にはボトム寄りで使うことが多いのです。 さて、飽きてきたかもしれませんが、ここまできたら止まれねぇぜ!! まだまだいきますよ~。 次はコレ!! みなさんご存知のスイミング専用、デプス・スイミングジグヘッド1.8㌘。 コイツのスイミング時の安定性はバツグンで、キーパー部分にウエイトがないので、ワームをセットした時でも、ワームの重さとヘッドの重さがエエ具合のバランスになって(←想像の世界ですが・・・)非常にオイシそうなスイミングアクションを発生させてくれる一品でございます。 普通なら、コレにデスアダーを縦セットして泳がせることが多いと思うんですが、コイツにデスアダーをわざと横セットして、ラインスラックを巧みに使って泳がせてやればゼツミョ~な動きを出してくれるんです。泳がした時に、ラインテンションでルアーが持ち上がる力を「+(プラス)」、ルアーの自重で沈む力を「-(マイナス)」とすると、一番フリーで自然なスイミングが出せるのはプラスマイナスが0(ゼロ)になった時!! この状態でワームの自重だけで前方に進むイメージでスイミングさせるのが一番ベストな状態だと自負しております(この話はマジで長くなるのでもうやめます)。 さて、次はコレ。 TSUNEKICHI・ラウンドジグヘッド1㌘。 コイツはウエイトが1㌘なんですが、ほとんど1.8㌘しか使わないので、自分的にも持っているのが意外なぐらいの存在です。コレはスローなスイミングで使用する時のみ投入します。 イメージで、ボトムにノリみたいなカスみたいなウイードが残っていて、それにわざと絡めたい時なんかはコイツがかなりキテます。元々付いているガードも適度なので、完成度もかなりイケてるJHとちゃいますか? フック軸は細めですが、距離があってもフックアップ率が高いところもオススメできる部分ですね。 さぁ、ボチボチ疲れてきましたが、お次はコレっ!! グラン・ノガレス モノガードジグ1.5㌘。 コレはワームをセットした時のフックの納まり具合が最高にキテるJHです。わりとフックは細めですが、フックポイントはさすがのヒトコト。強度もあって安心感もございます。コレもガード付きですが、ヒョロっと縦に生えたウイードのキワを泳がすイメージで使用することが多いです。 ヘッドも硬質のマテリアルなのか? 感度もイイ気がしてます。 ということで、ひと通りJHの特徴を書いてたんですが、大事なモノを1つ忘れてました・・・。 それがコイツ!! スミスが昔に発売していたパンプキンヘッド1.8㌘の#1/0。 今は無きジグヘッドですが、知る人ぞ知る、知らない人は全く知らないモノでもあります。ヘッドが縦に扁平で、名前の通りにパンプキン(かぼちゃ)の種みたいな形状です。フックは細くて強度はあまりないですが、細軸ならではのフックアップ率と、フック自体の軽さがポイント!! ムダに倒れこまないロールアクションで、しらないうちにグッサリとフッキングできてしまう魔法のJHです。 同じような形のJHでブレットヘッドってのもありましたが、この名前を聞いてカタチが思い浮かぶ人は、まぁまぁの変態だと思います(←意外と多いかも)。 このパンプキンヘッドですが、泳がした時にロールしやすいのが最大の特徴で、ボトムに着くと確実に横に寝るので、ボトム姿勢にこだわりを持つ人には、あまりオススメできません。ただ、ボトムバンプで目玉付きワームを使ってやると、春真っ盛りのバスたちはエラいことになります。中層とは関係ないですけど、コレはコレで面白うございます♪ 一時期は普通に売っていましたが、気がつけば絶滅危惧種になっていて、時には捜し求めて買い足して、安売りされてようなら全員救出したり・・・。そのために、ワタクシ的にかなりの在庫数を誇るJHでもございまして、未だに偏愛しているブツでもあります。 縦に扁平なので、今流行りのお魚型チューブワームの中に入れても、ボコっと出っ張ったりしないうえ、シルエットも一体化するので、かなりイケてるかと・・・。 ただし、現在は廃盤のようで、小売店の在庫で残っているのみだと思います。ってことで、このJHを見かけた方はゼヒお試しアレ!! または、ゼヒご一報ください。責任持って救出いたします(安かったらですけどね)。 とまぁ、普段はこのあたりを隠し持っていってるんですが、ゴチャゴチャになりすぎて分からんようになることもシバシバ。ってことで、この入れ物に入れてます。 明邦化学工業のバーサスシリーズですが、名前忘れた・・・(仲さんゴメンナサイ)。 容量も満杯なので、そろそろ防水のあきおクンに変えようとしている今日この頃。 まだまだイケてるJH探しの旅は続きそうですわぁ。 ではまた♪