水温下降期に効く、タダ巻きシャッドの威力!!
2010-11-02
秋はクランクベイトといわれるように、秋は巻きモノが効果的な季節です。 これは、ターンオーバーにより、低活性になったバスを、クランクベイトやスピナーベイトのような強い釣りで反射的に口を使わせるというテクニックがあるからです。 そんな秋の巻きモノの中で、最近注目を集めているのが、シャッドをタダ巻きで使用するというもの。 今回は、タダ巻きを重視しデザインされた、ソウルシャッド(ジャッカル)の有効性について、小野俊郎さんが語ってくれた。 シャッド=トゥイッチというイメージが強い現在の日本で、あえてストレートリトリーブでの使用を重視して開発されたソウルシャッド。 実は、一部のスペシャリストや、ローカルアングラーの中にはシャッドをタダ巻きで使用するというのは、いぜんから取り入れられていたテクニックなのだ。 実際に、2008年に利根川で行われたエリート5で小野さんがDDスクワレルで優勝した時にも、実はこのシャッドのタダ巻きと同じ考え方で使用していたのだそうな。 小野さんの秋のソウルシャッド使用法は、クランクベイトと同じ要領で中速から低速で巻くという。 クランクベイトではなくシャッドをタダ巻きで使用するメリットとしては、クランクベイトよりも小さめのシルエットや控えめな水押し、そしてフラットサイドなボディが発生させるフラッシングにあるという。 これが、特に秋の水温低下で活性の低い個体に対して有効なのだ。