フラッシュユニオン藤木淳プロデュースの根掛かりしにくいNEWスモラバの詳細判明
2016-02-18

ルアニューの連載でもお馴染みのフラッシュユニオンの藤木淳さん。

紙面連載では毎週、藤木さんが開発を進める色んなプロト情報があふれマクり!

そんな中、横浜のジャパンフィッシングショー2016では本邦初公開的なプロトが山盛り!

ってわけで、さっそく藤木さんにガッツリと数々の新作プロトの詳細を取材してきました!!!!

ここでは「フラッシュユニオン・スモールラバージグ」の詳細を!

シーケンス 01.Still056.jpg

動画撮影も同時に行ったので、まずはこちらを!!

いろいろ特長があるんだけど…。

まずは根掛かりにくいこと!

なぜ根掛かりにくいかというと

ややデルタっぽいヘッドデザインに加えて

ジグヘッド自体が横に倒れこんだりしにくくて、

常にフックが上を向くようにキープしてくれるのだ!

必ずたつ.jpg

それはナゼかというと、ジグヘッドのキーパー部のウエイトの形&向きにあるのだ!

写真を見てもらうと分かる通り、

キーパーのウエイトの断面が三角形になっていて

低重心になっているのだ。

このことで転がりにくくなって、根掛かりしにくいのだ!

ていじゅうしんだ.jpg

断面さんかっけい.jpg

↓ヘッドはラウンドとデルタの中間的なシルエット

普通のラウンド、ちょいデルタ.jpg


そしてほかの特長としてはラバーの素材とラバーのカット!


ラバーは藤木カットとよばれる写真のようにカットされてて

頭部分は超フレアしている球体みたいな感じで、リア&アンダーはなびくようにロングにラバーカットされている。



シーケンス 01.Still055.jpg

この藤木カットにすることで、水中では頭部分の張りのある球体波動とリアのなびくようなナチュラル波動がミックスされ

時間差でラバーがバスを誘ってくれるのだ!

なおこの頭部分だが、フレアっぷりは水中でもフレアしまくり! その秘密は断面が正方形のシリコンラバーを採用してあること!

通常は長方形の断面を持つラバーが採用されていることが多いそうなんだけど、

このフラッシュユニオンのスモラバは

断面が正方形のラバーが採用されているそうな!

だから細いシリコンラバーなのに、ファインラバーのような張りのある材質感でフレア力が高くなっているのだ!

あと、ジグヘッドのフックはゼロフリクションコートが施されていて掛かりはバツグン!

軸はけっこう太めでスピニングだけでなく、ベイトタックルでも扱える強度!

まぁとにかく職人系アングラーの藤木淳エッセンス満載!