この企画「よりぬきルアニュー」は、四季折々の釣りモノの中からWeb担当のエーキンスが「ハッ！コ…コレは！」という旬な情報を定期的？にお届けするコーナーです。
今回は、タチウオのラインセッティングをよりぬきっ！鬼釣りサーベリストのラインセッティングと題して、タチウオ釣りマクりアングラーのPEやリーダーの組合せをご紹介します。号数は？ワイヤーは？リーダーの長さは？ ラインでお悩みの方はゼヒ参考にしてみてくださいね！
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【オンスタックル 小林大将のセッティング】
■PE：銀龍ワインドPE・X8 0.6号 （ルミカ）
■リーダー：ガリス・ショアリーダーFC20lb （YGKよつあみ） 80cm
このPEは水切りや風の影響を受けにくく、強度・耐久性にスグれた８本撚りであり、従来からの規格に比べて長い（170㍍巻き）ので、使用部分が劣化してきた場合に、前後を入れ替えて使用してよい所だけを使うことができる。
リーダーは適度な表面硬度でノット時に締め込みやすく、トラブルが少ないので使用している。
■ワイヤー：サーベルワイヤー （オンスタックル）
■ノット：大将ノット
シーズン初期の小型が多い時やタチウオの密度が少ない時には使用しない場合が多く、最盛期や良型のヒットが見込める場合は短めのワイヤーリーダーを装着。
タチウオの時合は短い時はほんの５分程度で終わることも多く、また釣れ盛っている最中に時間をロスすると直接釣果減に結びついてしまうので、簡単確実にスピーディーにノットを結束することが大切。一般的な摩擦系ノットの必要性を感じない。
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【ラパラ じょーじ山本のセッティング】
■PE：ラピノヴァＸマルチカラー200m 0.6－0.8号 （ラパラ・ジャパン）
使い続けて長いが、なんらトラブルが起きない安心感があるため継続使用中。安心感があるおかげで、釣りに集中できるということと、気前よく巻きかえられる価格設定が特に魅力。
■リーダー：ラピノヴァフロロカーボンショックリーダー22－25lb （ラパラ・ジャパン）
■ノット：最初はノーネーム、現場では電車結びも併用 ２m程度
ルアー交換の際はフリーノット。慣れれば、さほど時間はかからない。おまけにリーダーを常に触ることで、キズの早期発見につながっている。ワイヤーは使わずリーダーの太さでカバーしている。
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【メジャークラフト ヒロセマンのセッティング】
■PE：キャストアウェイPE0.6号 （サンライン）
PEラインの使用は絶対ですが、ここ最近は0.6号がメインです。その理由として、ルアーの飛距離UPと風や潮流に対する抵抗の少なさがあります。細ければよく飛ぶし、よく沈んでくれるうえ、潮の流れが速い時も流されすぎないのが細番手PEラインの強みです。
■リーダー：ポケットショックリーダーFC12lb （サンライン）
■ワイヤー：サーベルワイヤー（オンスタックル）
■ノット：電車結び 40－50cm
リーダーはフロロの12lbと細めですが、12lbのままではワイヤーリーダーをセット、ワイヤーを付けない時はフロロ30lbを結んでフロロのWリーダー仕様にします。長さはフロントが40－50ｃｍで、W仕様時の太いフロロは10－15cmほど。ワイヤーリーダーはジグパラワインドのスタートキットに付属のワイヤーリーダー、もしくはサーベルワイヤーの75㍉を愛用。
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【エコギア 北野雅朗氏のセッティング】
■PE：シーガー・R18・完全シーバス0.8号 （クレハ合繊）
■リーダー：シーガー・プレミアムマックス３号 （クレハ合繊）
ラインは細ければ細いほど感度、飛距離、泳ぎなど有利な点が多いのですが、タチウオの場合、キャッチする時は抜きあげなので、大物にも対応できるように、細くて強度のあるこの組合せを使い続けています。
■ワイヤー：ワインドリーダー10cm、15cm （アズーロ）
■ノット：フィッシャーマンズノット 30－50cm
フィッシャーマンズノットはタチウオには十分の結束強度で、ラインの組み直しも簡単で素早くできるので短い時合でも対応可能です。リーダーはフロロですが、あまり長いとダートの動きが弱くなるので40 ㌢前後にしています。ワイヤーリーダーも10㌢程度で十分。これも長すぎるとルアーの動きが悪くなります。ただリーダーを使わなければタチウオにラインを切られることもありシステムを組み直し、ルアーを付け直す時間で時合を逃がさないために使用しています。
以上、鬼釣りサーベリストのラインセッティングでした！ また次回のよりぬきをお楽しみに！
（2015年9月26日発売 鬼噛みタチウオゲーム シーズン6 から よりぬき）
